聖トマス・アクィナスが来ます。彼は言います：「私は、神聖な愛――神聖な謙虚についての私の教訓を続けるために来たのです。――再び考えましょう、その段は美徳であり、側面には愛と謙虚がある梯子のことを。段が側面から離れると、もう強くありません。それは段のように見えるかもしれませんが、実際には本物の段の力を持っていません。したがって、どんな美徳もです。その美徳は愛と謙虚が魂に深い限りだけ深いものなのです。愛と謦虚に基づいていない美徳はすぐに屈し、偽物となるでしょう。」
「すべての美徳には神聖な愛と神聖な謙虚が必要です。そうでなければ、魂は聖性の梯子を上ることなく滑り落ちてしまいます。忍耐という美徳について考えてみましょう。愛と謦虚に支えられない魂はすぐに不耐煩になってしまうでしょう。「可哀想な私」と思い、すべてのことは自分をどう影響するかばかり考えることになるのです。これは堅忍や温順など他にも同じように言えることです。」
「常に過度な自己愛が魂を愛と謦虚から引き離してしまうのです。したがって、自己愛は全ての霊的探求――聖性への追求および統一された心の室を通じた進歩――の対極に位置するものなのです。」